ぶらりと
仙石原の
森のなかにある美術館
ポーラ美術館へ
行ってきました。

大きな
ガラス窓
のある館内は
光に溢れていて

企画展では
マチス、
モネ、
ボナール、
セザンヌ、
そしてピカソや
ロダン......
などの巨匠たちの絵画や彫刻と、
現代の作家たちの
インスタレーションや音や
映像や写真や絵画などが
展示してありました。


たまたま
順番を間違えて
最後に見た作品は

大きな円形の
空色のプールに

いくつもの
大きさのことなる
丸いボウルのような
白い陶器が浮かんでいるもので

微かな
水流に揺られて 漂い
静かにぶつかって
さまざまな
音を奏で

モネの睡蓮と響き合って
その空間に
身を置く心地良さを感じた。

フランス ニース出身の
セレスト・ブルシエ=ムジュノ
という作家の作品。







緑の風に誘われて
森の遊歩道へ入ってゆくと

ブナの大木や
ヒメシャラの大木など
豊かな自然が在り

彫刻が ぽつん ぽつん 
と展示されている。


しばらく歩いてゆくと
森の奥から
クラシックか
管楽器を吹いているような
柔らかい
音の断片が聴こえてきて

歩きながら
樹々の間の
音がする方に
目をやると

木の幹に
付けられた
鳥の巣箱みたいな
スピーカーが見えてきて・・・

イギリスの
グラスゴー出身の
スーザン・フィリップス
という作家の作品で

印象に残りました。





展覧会のタイトルは
「シンコペーション」。

世紀の巨匠たちと
現代アートのコラボ、
12月1日まで開催されるようです。

これから
秋から冬にかけて
また その時々で
違った景色というか空間を
体感できるのだろうな。。。